【関西初】世界中で注目！縦型ショートドラマの作り方と制作費用【女性だけの制作チーム】

【世界的に注目】縦型ショートドラマの作り方

スマホで視聴することを先に立てた縦型ショートドラマが大きな注目を集めています。
TikTokなどではフォロワー数に関係なく「面白い」動画が多くのユーザーに表示される仕組みがあります。また、カンヌ国際映画祭でも縦型ショートフィルムの部門が設けられ、日本人の作品がグランプリを受賞するなど国際的な評価も得ており、縦型ショートドラマは、新たな映像として無視できない存在となってきています。

この記事では、縦型ショートドラマの撮影方法について、具体的なテクニックから機材選び、構図のコツ、ストーリー、設計はSNSでの拡散を意識した編集技術まで詳しく解説します。初心者の方にも分かりやすいようポイントを押さえ、プロの現場で培われた知識も紹介します。

縦型ショートドラマならではの魅力と特徴

映像監督の上田慎一郎氏は、縦型画面は以下の融通が利くと指摘されています。

縦型画面では、布団1枚あれば横に余計なものが映らないため、寝室シーンなどが簡単に撮影可能。
縦型は「一点集中」の画角であり、見せたい対象を強調できる。
限られた視点を活用すれば、少ないスペースでも多彩なシーンが表現可能。
縦型ショートドラマは短時間で視聴者の注意を引くことが重要。
TikTokなどのフィードでは、視聴者がスワイプせずに最初の2～3秒で興味を引く必要がある。
プロの現場でも映像冒頭での掴みが重要視されている。

ショートフィルムクリエイターの土井康平さんは、作品の印象的なシーンを最初に見せる「ダイジェストから始める」手法を用いることがある。

このように規定数秒成功で今後な興味を考慮が、縦型ショートドラマの大前提となります。

撮影機材は、スマホ(iPhone)でもいいの？

現在、縦型動画の撮影にはスマートフォンが大活躍しています。
スマホで視聴されることを想定したコンテンツでは、高価なシネマカメラよりも機動力と手軽さのあるスマホが適している場合が多く、特にiPhone 14以降のモデルはカメラ性能が飛躍的に向上しており、縦型ショートドラマの撮影でも非常に頼もしい相棒となります。

最近では、Vlogカメラで縦撮影モードを備えているものも登場。機種間でいくつかの縦横比が異なることもありますが、その点は編集でトリミング調整すれば問題はありません。
また意外と見落としがちですが、音声機材にも注意が必要です。内蔵マイクよりクリアに録れる外部マイクを使うことで、視聴者の集中力を保つことに一役かっています。
屋外でのスマホ収録にはピンマイク（ラベリアマイク）がおすすめです。風防（ウインドスクリーン）を付ければ風切り音も軽減できます。

最後に照明も映像のクオリティを決める重要な要素です。自然光任せでは時間帯によって明るさや光量に差が生まれるので安定した映像が撮れるとは言いがたい。LEDビデオライトでも良いので用意するのがおすすめ。

縦型動画ならではの構図とカメラワーク

縦型ショートドラマを撮影する際は、横長動画とは異なるレイアウトを意識する必要があります。画面が縦に長い分、上下方向の動きや画面レイアウトが重要になります。
常に中央だと単調になりがちなので、会話シーンなどでは画面上部に相手の表情、下部に手元の動きや別の対象物を認識するなど上下の空間を分割して使うことも有効です。

またカメラワークとしてティルト（縦方向のパン）を用いて、ゆっくりカメラを上下に振って場面を見せる縦画面では有効な手段です。建物の全体像を下から上になめるように映ったり、人物を足元から顔まで写し上げて登場させたりといった表現は、縦型映像の構図があります。

さらに、縦型は思い浮かべ（遠近感）を表現するのも向いており、パースペクティブ（遠近感）を意識した撮影は、空間に広がりをもたせ映像にリッチさを加えてくれます。
狭い場所でも映らないものをフレームアウトさせ、見せたいものだけに集中できるため、セットや背景作りの負担が軽減される側面が縦型動画にはあります。

三脚にセットするだけでなく、床に直置きしてローアングルから仰ぎ見せたり、棚の上にスマホを置いて見下ろす俯瞰で撮影や、スマホの小ささを考慮して普段は置けないような場所にカメラを仕込むこともできます。
縦型フレームの解像度が良いので、とんでもないアングルでも意外と映像が悪くない場合も多々あります。

縦型ショートドラマのストーリー設計と演出のコツ

縦型ショートドラマで視聴者を引き込むには、短いの中で起承転結をテンポよく構成することが求められます。
脚本作りのポイントとしてよく言われるが「ゴールから逆計算する」手法です。1分前後の作品が主流なので、登場人物や設定は絞り込み、シンプルかつインパクトのあるストーリーを心がけましょう。
動画は前述の通り、出だし数秒のインパクトが命運を分けます。

例えば、恐怖がメインならいきなり絶叫シーンから始める、恋愛ドラマなら最初に告白の設定を悩むなど、の瞬間に「おっ？」と感じさせる要素を入れる。また、「とにかく1秒の効果音とスピード感が大事」とも言われます。

開始直後に影響のある音や音楽を入れて注意を引き、視聴者が「わかる！」「あるある」と思った日常のあるあるネタや、逆に「こんな見たことない！」と驚くような非日常の設定を織り交ぜて、見る人の感情を引き出しやすくなります。
笑い、驚き、感動、恐怖という感情でいかに共感を得られるかがポイント。

また会社のマーケティング目的で制作する場合は、商品の露出方法にも配慮が必要。
視聴者に広告っぽさを感じさせないストーリー設計によって、ブランドの世界観を伝えながらもしっかり認知拡大につなげることが可能なのです。
また、近年は電車内など隙間時間に、音無しで動画を見る視聴者も多いため、テロップ（字幕）も忘れずに。
見る人にストレスなく物語が伝わるよう、細部まで演出を詰めていくことが大切です。

縦型ショートドラマの編集テクニックと拡散の工夫

縦型ショートドラマの編集は、テンポの良さが肝心で不要な間やダラダラしたシーンは思い切ってカットし、とにかくスピーディーな展開を心掛けが重要。見る側が飽きないリズムを作るために、長回しよりも必要なカットを手際よく繋いでいきましょう。
TikTokでは公式に「#ショートフィルム」「#ショートドラマ」といったハッシュタグが用意されており、縦型ショートドラマ(動画)が盛り上がっています。

トレンドの音楽に載せた映像は注目度が上昇し、視聴者の興味を引くことができますが、オーディオ選択は著作権に注意が必要です。音源を採用した後に、著作権の影響で音源が使用不可になってしまう事もしばしば。
こういった現象を防ぐためにプラットフォーム内で提供されている公式音源を使うか、フリー素材を使用するのが無難です。

縦型ショートドラマをプロに依頼するメリットは？

ここまで縦型ショートドラマの撮影・制作ノウハウを説明してきましたが、「自分でやるのは大変そう」「プロに任せたい」と感じた方もいるかもしれません。実際、ショートドラマは通常のショート動画とは異なり、企画から脚本、キャスティング、撮影、編集、そしてSNS投稿までを一貫して行うにはしっかりとした知識、人員面のリソース、機材が必要です。

関西で活動するショート動画専門の弊社では、企画段階から投稿まで丸ごと依頼できる制作サービスを提供しています。
弊社では、多くのショート動画を取り組み続けてきた中で培ったノウハウと技術力が強み。
実際に「万バズ（何万回も再生バズった）したショート動画の台本」を執筆・分析した経験もあるので、バズのためのツボを押さえた演出が可能です。